リリースノート¶
- CHANGE
後方互換性のない変更
- UPDATE
後方互換性がある変更
- ADD
後方互換性がある追加
- FIX
バグ修正
2025.1.0¶
メジャーアップデート
- リリース:
2025 年 6 月 25 日
ハイライト¶
- クラスターリレー機能のツリー化によりノードの負荷を分散できるようになりました
- クラスターリレー機能が正式版になりました
- クラスターアフィニティ機能やテンポラリーノード機能も正式版になりました
- セッション単位で最大同時接続数を制限できる機能が正式版になりました
- セッション単位でのクライアント ID 重複時の既存接続の追い出し機能を追加しました
- 帯域推定機能を追加しました
- メディア配信ワーカー自動スケール機能を追加しました
正式版¶
今回のリリースで以下の機能が実験的機能から正式版になりました。
- リレー機能
- アフィニティ機能
- テンポラリーノード機能
- セッション単位での最大同時接続数制限機能の max_connections 払い出し
- ListSessions API
- GetSession API
- RTC 統計情報 API
- 統計ウェブフック
破壊的変更¶
廃止情報¶
- レガシーストリームを廃止しました
multistream項目をウェブフック、ログ、API から削除しましたmultistreamをfalseにして接続した場合バリデーションエラーになります
- ユーザーエージェント統計機能を廃止しました
- 今後は RTC 統計機能をご利用ください
- 統計エクスポーター機能を廃止しました
- モード機能のウェブフック
session.vanishedを廃止しました - メディア配信ワーカー数を指定する
media_publish_worker_numberを廃止しました- ワーカーは自動でスケールするようになりました
- 自動スケールの閾値は
sora.confの media_publish_worker_autoscale_threshold を利用してください - デフォルトは 50 で、50 接続単位でワーカーを増減させます
非推奨情報¶
- 組み込み TURN 機能を無効にする turn を
falseに設定することを非推奨にしました- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて組み込み TURN 機能を無効にする設定 turn を廃止し、組み込み TURN 機能を無効にできなくなります
- セッション単位での最大同時接続数制限機能の
trial_max_connectionsを非推奨にしました- 今後は max_connections をご利用ください
- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
sora.confの ice_connection_state_disconnected_timeout を非推奨にしました- default_ice_connection_state_disconnected_timeout をご利用ください
- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
sora.confの ice_connection_state_failed_timeout を非推奨にしました- default_ice_connection_state_failed_timeout をご利用ください
- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
- AV1 を無効にする必要がないと判断したため、
sora.confの av1 をfalseにする設定を非推奨としました- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にてこの設定は廃止し、AV1 の利用を無効化することはできなくなります
- H.265 を無効にする必要がないと判断したため、
sora.confの h265 をfalseにする設定を非推奨としました- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にてこの設定は廃止し、H.265 の利用を無効化することはできなくなります
- WHIP の TURN 機能を無効にする whip_turn を
falseに設定することを非推奨にしました- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて WHIP の TURN 機能の設定 whip_turn を廃止し、TURN 機能を無効にできなくなります
- WHEP の TURN 機能を無効にする whep_turn を
falseに設定することを非推奨にしました- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて WHEP の TURN 機能の設定 whep_turn を廃止し、TURN 機能を無効にできなくなります
- WHIP の RFC 9725 化に伴い
/whip-resource/:channel_id/:secret/を非推奨にしました- NGINX の設定を
resourceからsessionに変更してください - 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
- NGINX の設定を
- WHEP も WHIP に合わせて
/whep-resource/:channel_id/:secret/を非推奨にしました- NGINX の設定を
resourceからsessionに変更してください - 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
- NGINX の設定を
変更履歴¶
- [CHANGE] スポットライト機能利用時に、フォーカスなしの音声転送の上限レートを指定する
sora.confの sora_conf-default_spotlight_unfocus_audio_rate_limit のデフォルト値を 2 から 5 に引き上げました- この変更により多人数で同時に発話があった際の音声がより快適になります
- [CHANGE] スポットライト機能利用時に、フォーカスなしの音声転送の上限レートを指定する
sora.confの sora_conf-default_spotlight_unfocus_audio_rate_limit の上限を 20 に引き上げました - [CHANGE] RTP ヘッダー拡張
abs-send-timeの利用を廃止しました- libwebrtc 側でもここ数年利用されていません
- Deprecate and remove the abs-send-time extension [398065914] - WebRTC
- [FIX] セッション終了と DisconnectChannel API の実行が重なった場合、
SIGNALING-API-INTERNAL-ERRORエラーが出力されていたのを修正しました - [FIX] セッション終了と DisconnectClient API の実行が重なった場合、
SIGNALING-API-INTERNAL-ERRORエラーが出力されていたのを修正しました - [FIX] セッション終了と DisconnectConnection API の実行が重なった場合、
SIGNALING-API-INTERNAL-ERRORエラーが出力されていたのを修正しました - [FIX] 同じチャネル ID のセッション破棄と作成が連絡した場合、録画情報がセッションをまたいで使い回される問題を修正しました
- [FIX] パケロスが多い状況で DataChannel が正常に動作せず、メッセージを送信しなくなる問題を修正しました
- [FIX] パケロスが多い状況で OBS WHIP を利用して高いビットレートの配信を録画しようとしたときに、録画が正常に行われない問題を修正しました
- [FIX] OBS WHIP 利用時に H.265 の録画開始後、すぐに終了すると録画が正常に行われない問題を修正しました
- [FIX] SIGTERM で Sora を終了した際に、意図しないログが出力されてしまう問題を修正しました
- [FIX] H.264 録画時に H.264 NAL Unit の SEI をスキップするように修正しました
- [FIX] クラスター機能利用時にスポットライトのアンフォーカスの音声転送の上限レートが正しく設定されない問題を修正しました
- [FIX] クラスターリレー機能利用時にスポットライトのアンフォーカス音声のペース制限の対象となるパケット判定が正しく行われない問題を修正しました
パッケージ¶
- [UPDATE] RHEL 9 x86_64 版のパッケージを 9.6 へ更新しました
- [ADD] RHEL 10 x86_64 版のパッケージを追加しました
sora.conf¶
- [CHANGE] セッションウェブフック
session.vanished廃止に伴いsora.confのignore_session_vanished_webhookを廃止しました - [CHANGE]
sora.confの設定コメントをドキュメントの URL のみに変更しました - [CHANGE]
sora.confのコメントの値をデフォルト値に変更しました - [CHANGE]
sora.confのコメントのデフォルト値が存在しない場合、key =のみの表記に変更しました - [CHANGE]
sora.confの設定の並び順をアルファベット順に変更しました - [ADD]
sora.confにコネクションライフタイムのデフォルト値を指定する default_connection_lifetime を追加しました- デフォルトは未指定です
- 最小は 0 ms で最大は 720 h です
レガシーストリーム廃止¶
- [CHANGE] レガシーストリーム機能を廃止しました
multistream項目をウェブフック、ログ、API から削除しましたmultistreamをfalseにして接続した場合バリデーションエラーになります
- [CHANGE] レガシーストリーム機能廃止に伴い
sora.confのlegacy_streamを廃止しました - [CHANGE] レガシーストリーム機能廃止に伴い StartForwardingRtp API の
connection_idを必須にしました - [CHANGE] レガシーストリーム機能廃止に伴い StopForwardingRtp API の
connection_idを必須にしました
統計エクスポーター廃止¶
今後は 統計ウェブフック をご利用ください。
- [CHANGE] 統計エクスポーター機能を廃止しました
sora.confのdefault_stats_exporterを廃止しましたsora.confのdefault_stats_collector_urlを廃止しましたsora.confのdefault_stats_exporter_numberを廃止しましたsora.confのdefault_stats_exporter_tls_fullchain_fileを廃止しましたsora.confのdefault_stats_exporter_tls_privatekey_fileを廃止しましたsora.confのdefault_stats_exporter_tls_verify_cacert_fileを廃止しました
ユーザーエージェント統計機能廃止¶
ユーザーエージェント統計機能を廃止しました。 今後は RTC 統計機能をご利用ください。
- [CHANGE]
sora.confのuser_agent_statsを廃止しました- 今後は default_rtc_stats をご利用ください
- [CHANGE] 認証成功払い出しから
user_agent_statsを廃止しました- 今後は rtc_stats の払い出し を払い出すようにしてください
- [CHANGE] ListUserAgentStats API を廃止しました
- 今後は ListRtcStats API をご利用ください
- [CHANGE] ListChannelUserAgentStats API を廃止しました
- 今後は ListChannelRtcStats API をご利用ください
- [CHANGE] GetUserAgentStats API を廃止しました
- 今後は GetRtcStats API をご利用ください
レガシーシグナリングエラー廃止¶
- [CHANGE]
sora.confのレガシーシグナリングを指定するlegacy_signaling_errorを廃止しましたlog/connection_created_wait_timeoutにログが出力されなくなりましたlog/signaling_error.jsonlにシグナリングエラーログが出力されるようになりましたconnection.failedウェブフックは 認証成功時 かつ connection.created が送信されていない場合のみ送信されるようになりましたsora.jsonlに認証失敗ログが出力されなくなりましたsora.jsonlにシグナリング失敗ログが出力されなくなりました
データチャネル¶
- [ADD] API やログで取得できるデータチャネル関連の統計情報を追加しました
total_enqueued_sent_chunk- SCTP 送信用キュー (sent_queue) に追加されたチャンク数
total_dequeued_sent_chunk- SCTP 送信用キュー (sent_queue) から取り出されたチャンク数
total_enqueued_outbound_chunk- SCTP 送信待ちキュー (outbound_queue) に追加されたチャンク数
total_dequeued_outbound_chunk- SCTP 送信待ちキュー (outbound_queue) から取り出されたチャンク数
total_increased_flight_size- SCTP フライトサイズの増加量の合計値 (バイト単位)
total_decreased_flight_size- SCTP フライトサイズの減少量の合計値 (バイト単位)
total_expired_t3_timer- SCTP T3 タイマーの満了回数
ウェブフック¶
- [CHANGE] イベントウェブフック利用時のワーカー数を指定する event_webhook_worker_number のデフォルトを 5 から 100 に変更しました
- [ADD] イベントウェブフック利用時にウェブフックがどのワーカーを利用するかを判断する event_webhook_worker_key を追加しました
- デフォルトは
channel_idです channel_idの場合はチャネル ID 単位でイベントウェブフックは同一のウェブフックワーカーを利用します- 例えば
channel_idがsoraに接続している全てのクライアントは同一ウェブフックを利用します
- 例えば
connection_idの場合はコネクション ID 単位でイベントウェブフックは同一のウェブフックワーカーを利用しますconnection_idは接続毎にユニークなため、同じチャネルに接続しているコネクションでも、それぞれに割り当てられたウェブフックワーカーを利用します
- デフォルトは
- [ADD] セッションウェブフック session.destroyed を送信しないようにする ignore_session_destroyed_webhook を追加しました
- デフォルトは
falseです - この設定を
trueにすると session.destroyed を送信しなくなります
- デフォルトは
- [ADD] セッションウェブフック recording.report を送信しないようにする ignore_recording_report_webhook を追加しました
- デフォルトは
falseです - この設定を
trueにすると recording.report を送信しなくなります
- デフォルトは
- [ADD] イベントウェブフック archive.available を送信しないようにする ignore_archive_available_webhook を追加しました
- デフォルトは
falseです - この設定を
trueにすると archive.available を送信しなくなります
- デフォルトは
- [ADD] イベントウェブフック split-archive.end を送信しないようにする ignore_split_archive_end_webhook を追加しました
- デフォルトは
falseです - この設定を
trueにすると split-archive.end を送信しなくなります
- デフォルトは
- [ADD] イベントウェブフック archive.failed を送信しないようにする ignore_archive_failed_webhook を追加しました
- デフォルトは
falseです - この設定を
trueにすると archive.failed を送信しなくなります
- デフォルトは
ログ¶
- [ADD] API ログ
api.jsonlにidを追加しましたidは Base32 化した UUIDv4 です
- [ADD]
event_webhook.jsonlにconnection.updatedを出力しなくする event_webhook_connection_updated_log をsora.confに追加しました- デフォルトは
trueです - この設定を
falseにするとevent_webhook.jsonlにconnection.updatedを出力しなくなります
- デフォルトは
- [ADD]
session_webhook.jsonlにsession.updatedを出力しなくする session_webhook_session_updated_log をsora.confに追加しました- デフォルトは
trueです - この設定を
falseにするとsession_webhook.jsonlにsession.updatedを出力しなくなります
- デフォルトは
映像コーデックパラメーター追加¶
- [ADD] AV1 コーデックパラメーターに
level_idxを指定できるようにしました- デフォルトは
5です - 範囲は
0から31の整数が指定できます
- デフォルトは
- [ADD] AV1 コーデックパラメーターに
tierを指定できるようにしました- デフォルトは
0です - 範囲は
0か1の整数が指定できます
- デフォルトは
- [ADD] H.265 コーデックパラメーターに
profile_idを指定できるようにしました- デフォルトは
1です - 範囲は
0から31の整数が指定できます
- デフォルトは
- [ADD] H.265 コーデックパラメーターに
tier_flagを指定できるようにしました- デフォルトは
0です - 範囲は
0か1の整数が指定できます
- デフォルトは
- [ADD] H.265 コーデックパラメーターに
tx_modeを指定できるようにしました- デフォルトは
SRSTです SRSTかMRSTかMRMTが指定できます
- デフォルトは
グループ機能¶
これは実験的機能です
セッションをグルーピングする group_id をセッションウェブフック session.created の払い出しで指定できるようになりました。
- [ADD] セッションウェブフック session.created の払い出しで
group_idを指定できるようになりましたgroup_idは 1 バイト以上 255 バイト以下の文字列ですgroup_idは未指定の場合はsession_idが入ります
- [ADD] ListSessions API に
group_idを指定できるようになりましたgroup_idを指定した場合は指定したgroup_idのセッションのみを返しますgroup_idはオプションですgroup_idを指定しない場合は全てのセッションを返します
- [ADD]
session_id項目を含むウェブフックのリクエストにgroup_idを含めるようにしました - [ADD]
session_id項目を含む API の戻り値にgroup_idも含めるようにしました - [ADD]
session_id項目を含むログにgroup_idを含めるようにしました - [ADD]
session_id項目を含む録画メタデータにgroup_idを含めるようにしました
セッション単位での最大同時接続数制限機能¶
セッション単位での最大同時接続数制限機能を正式版としてリリースしました。
- [ADD] session.created でセッション単位での最大同時接続数を制限する
max_connectionsを払い出せるようになりました- 正式版リリースに伴い
trial_max_connectionsは 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止しますtrial_max_connectionsは廃止後には無視します
trial_max_connectionsとmax_connectionsを同時に指定した場合はmax_connectionsが優先されます- セッション数が
max_connectionsを超えて、接続に失敗した場合、 ignore_connection_failed_webhook がfalseの場合は connection.failed が送信されますmessageに"SERVICE-UNAVAILABLE"が含まれます
- 正式版リリースに伴い
クラスターリレー機能でツリー構造の採用¶
今までのクラスターリレー機能は他のノードへの転送はクライアントが配信しているノードが担当していました。 この場合多くのノードにリレーが発生するとそのノードの負荷が高くなってしまいます。
そこで、リレーを Plumtree という分散アルゴリズムを利用したツリー構造を採用する事で、冗長なリレーを削減し、ノードの負荷分散を実現しました。
セッション単位でのクライアント ID 重複時の既存接続の追い出し機能¶
これは実験的機能です
今までのクライアント ID の重複を許可するのに加えて、 既存の同一クライアント ID の接続を破棄することをセッション単位で指定できるようになりました。
この仕組みはセッションウェブフック session.created の払い出しで、
duplicate_client_id に evict を指定することで有効になります。
- [ADD]
sora.confにクライアント ID が重複するコネクションが認証に成功した際の挙動を指定する default_duplicate_client_id を追加しました- デフォルトは
allowです allowは未指定と同じで、今まで通り重複を許容しますevictは既存の接続を破棄し、新規接続を受け入れます
- デフォルトは
- [ADD] セッションウェブフック session.created の払い出しにセッション単位での重複するクライアント ID を持つコネクションが認証成功した際の挙動を指定する
duplicate_client_idを払い出せるようになりましたduplicate_client_idにはallowまたはevictを指定できます- 未指定は
sora.confの default_duplicate_client_id の値を利用します allowは今まで通り重複を許容しますevictは既存の接続を破棄し、新規接続を受け入れます
- [ADD] クライアント ID の重複によるコネクションを破棄した際 connection.destroyed の
data.reasonに"duplicate_client_id"を含めるようにしました- この値はセッションウェブフック session.created の払い出しで
duplicate_client_idにevictを指定して既存接続を破棄した場合にdata.reasonに含まれます
- この値はセッションウェブフック session.created の払い出しで
統計機能¶
- [ADD] 実験的機能として GetStatsReport に Sora 内部で発生した遅延の累積値 (マイクロ秒単位)
total_sent_srtp_sfu_delay_usを追加しました - [ADD] 実験的機能として GetStatsConnection に Sora 内部で発生した遅延の累積値 (マイクロ秒単位)
total_sent_rtp_sfu_delay_usを追加しました - [ADD] 実験的機能として GetStatsClient に Sora 内部で発生した遅延の累積値 (マイクロ秒単位)
total_sent_rtp_sfu_delay_usを追加しました - [ADD] 実験的機能として GetStatsAllConnections に Sora 内部で発生した遅延の累積値 (マイクロ秒単位)
total_sent_rtp_sfu_delay_usを追加しました
帯域推定機能¶
帯域推定機能を追加しました、様々な情報を利用し帯域推定を行います。
以下を参考にしています。
- RFC 8888 - RTP Control Protocol (RTCP) Feedback for Congestion Control
- RFC 8869 - Evaluation Test Cases for Interactive Real-Time Media over Wireless Networks
- RFC 8868 - Evaluating Congestion Control for Interactive Real-Time Media
- RFC 8867 - Test Cases for Evaluating Congestion Control for Interactive Real-Time Media
- RFC 8836 - Congestion Control Requirements for Interactive Real-Time Media
- RTP Extensions for Transport-wide Congestion Control
- A Google Congestion Control Algorithm for Real-Time Communication
- BBR: Congestion-Based Congestion Control - ACM Queue
シグナリング通知 network.status に帯域推定結果を追加¶
これは実験的機能です
実験的機能としてシグナリング通知の ネットワークのシグナリング通知 に帯域推定結果を通知する機能を追加しました。
これは受信者の帯域推定結果を通知するもので、送信者の帯域推定結果は通知しません。
そのため role が sendrecv または recvonly の場合に有効になります。
- [ADD] sora.conf に legacy_signaling_notify_network_status を追加しました
- デフォルトは
falseです - この設定を
trueにするとシグナリング通知 network.status のフォーマットを 2024.2.x までと同様にします - この設定は 2025 年 12 月リリースの Sora にて廃止します
- デフォルトは
- [ADD] sora.conf にシグナリング通知
network.statusの通知間隔を設定する signaling_notify_network_status_interval を追加しました- デフォルトは
10 sです - 最小は
20 msで、最大は10 minです
- デフォルトは
- [ADD] シグナリング通知 ネットワークのシグナリング通知 に
estimated_bandwidthを追加しました- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
falseの場合に有効になります - この通知は role が
sendrecvまたはrecvonlyの場合に通知します - 帯域推定の値が含まれます
- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
- [ADD] シグナリング通知 ネットワークのシグナリング通知 に
previous_estimated_bandwidthを追加しました- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
falseの場合に有効になります - この通知は role が
sendrecvまたはrecvonlyの場合に通知します - 前回通知時の帯域推定の値が含まれます
- 初回の通知時は 0 が入ります
- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
- [ADD] シグナリング通知 ネットワークのシグナリング通知 に
unix_timestamp_msを追加しました- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
falseの場合に有効になります - この通知は role が
sendrecvまたはrecvonlyの場合に通知します - Unix タイムのミリ秒が含まれます
- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
- [ADD] シグナリング通知 ネットワークのシグナリング通知 に
total_sent_rtp_byte_sizeを追加しました- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
falseの場合に有効になります - この通知は role が
sendrecvまたはrecvonlyの場合に通知します - 通知時の RTP (音声と映像) 送信合計バイトサイズが含まれます
- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
- [ADD] シグナリング通知 ネットワークのシグナリング通知 に
previous_unix_timestamp_msを追加しました- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
falseの場合に有効になります - この通知は role が
sendrecvまたはrecvonlyの場合に通知します - 前回通知時の Unix タイムのミリ秒が含まれます
- 初回の通知時は 0 が入ります
- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
- [ADD] シグナリング通知 ネットワークのシグナリング通知 に
previous_total_sent_rtp_byte_sizeを追加しました- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
falseの場合に有効になります - この通知は role が
sendrecvまたはrecvonlyの場合に通知します - 前回通知時の RTP (音声と映像) 送信合計バイトサイズが含まれます
- 初回の通知時は 0 が入ります
- sora.conf の legacy_signaling_notify_network_status が
ICE コネクションステート機能¶
- [ADD] 認証成功時の払い出しに ICE コネクションステートの
disconnected状態へ遷移するタイムアウトを指定する ice_connection_state_disconnected_timeout_ms の払い出し を追加しました - [ADD] 認証成功時の払い出しに ICE コネクションステートの
failed状態へ遷移するタイムアウトを指定する ice_connection_state_failed_timeout_ms の払い出し を追加しました - [ADD]
sora.confに ICE コネクションステート機能のdisconnected状態へ遷移するタイムアウトを指定する default_ice_connection_state_disconnected_timeout を追加しました- default_ice_connection_state_disconnected_timeout と ice_connection_state_disconnected_timeout の値が設定している場合は ice_connection_state_disconnected_timeout の値を優先します
sora.confの ice_connection_state_disconnected_timeout は 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
- [ADD]
sora.confに ICE コネクションステート機能のfailed状態へ遷移するタイムアウトを指定する default_ice_connection_state_failed_timeout を追加しました- default_ice_connection_state_failed_timeout と ice_connection_state_failed_timeout の両方を設定している場合は ice_connection_state_failed_timeout の値を優先します
sora.confの ice_connection_state_failed_timeout は 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて廃止します
メディア配信ワーカー自動スケール機能¶
メディア配信ワーカー機能のワーカーを自動で増減する仕組みを追加しました。
- [CHANGE]
sora.confの配信ワーカー数を指定するmedia_publish_worker_numberを廃止しました - [ADD]
sora.confに配信ワーカー数を自動で増減させる閾値を指定する media_publish_worker_autoscale_threshold を追加しました- デフォルトは 50 です
- [ADD] メディア配信ワーカーに関する統計情報を追加しました
media_publish_worker.peak_count- その接続でこれまでに同時に起動した配信ワーカー数の最大値
media_publish_worker.total_started- その接続でこれまでに起動した配信ワーカーの総数
media_publish_worker.total_stopped- その接続でこれまでに停止した配信ワーカーの総数
media_publish_worker.total_unknown_subscriber- 配信ワーカーとの対応が存在しないサブスクライバー (受信側接続) の数
WHIP/WHEP 機能¶
WHIP が RFC 9725 として公開されたため、RFC への準拠を進めています。
- [CHANGE]
sora.confの whip_turn と whep_turn をデフォルトtrueに変更しました - [CHANGE] WHIP/WHEP 利用時に
offerの SDP にa=sendrecvを指定できるように変更しました - [CHANGE] WHIP/WHEP 利用時にセッション URL に
PATCHメソッドでアクセスした場合501ではなく422を返すように変更しました - [CHANGE] WHIP/WHEP 利用時にエンドポイントとセッション URL に
GETやHEADメソッドでアクセスした場合、405ではなく200を返すように変更しました - [CHANGE] RFC でリソース URL がセッション URL と名前が変わったことにより Location ヘッダーでは
/whip-session/:channel_id/:secret/を払い出すように変更しました- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて
/whip-resource/:channel_id/:secret/は廃止します
- 2025 年 12 月リリース予定の Sora にて
- [ADD] クラスター利用時に別のノードへのリダイレクトが発生した際に HTTP ステータスコード 307 を返すようにしました
- OBS が HTTP ステータスコード 307 に対応していなかったため、Sora 2024.2.x まではノード間通信で認証処理を行うようにしていました
- [ADD] WHIP/WHEP 利用時にエンドポイントとセッション URL に
OPTIONSメソッドでアクセスした場合Accept-Postヘッダーでapplication/sdpを返すようにしました
TURN-UDP 利用時の認証エラー時のレートリミット¶
TURN-UDP 時に認証エラーが発生した場合にレートリミットを設けて、 サイレントディスカードする仕組みを追加しました。デフォルトで特に困ることはありません。
- [ADD] GetStatsConnection API に TURN-UDP 利用時の認証エラー時のレートリミットを超えた回数
total_turn_udp_allocate_request_401_rate_limit_exceededを追加しました- この値は TURN-UDP 利用時の認証エラー時のレートリミットを超えた回数を累積した値です
- [ADD]
sora.confに TURN-UDP 利用時の認証エラー時のレートリミットウィンドウを指定する turn_udp_allocate_request_401_rate_limit_window を追加しました- デフォルトは
60 sです - 最小は
1 sで、最大は60 sです
- デフォルトは
- [ADD]
sora.confに TURN-UDP 利用時の認証エラー時のレートリミット回数を指定する turn_udp_allocate_request_401_rate_limit_count を追加しました- デフォルトは
60です - 最小は
0で、最大は300です
- デフォルトは